Boss CS-3 Mod for Bass
前書き
突然の音楽ネタです。
エレキベースを始めたての頃お世話になったBossのCS-3を,ふと思い立ってまた使ってみることにしました。
その際よくあるMod+αを施したので紹介したいと思います。
何はともあれHifi化
回路図は無断で載せられませんので,適当なものを見てください。
まずはよく行われる各部ハイパスの定数変更です。
優先度 高
C13 47nF→330nF
もとのカットオフが68Hzと高すぎるので,Low Bの基音からも余裕を見て9.6Hzに変更します。
優先度 低
C15 47nF→330nF
巷ではC13と一緒に交換されることが多いようですが,カットオフは十分に低いはず……しかし大した手間ではないので結局C13と一緒に替えました。
気分で
C2 22nF→100nF
C4,6,14,17 1.0uF→2.2uF
十分低いカットオフのはずですが,気分で替えます(替えました)。
Toneの定数を変える
さてここからが本題です。
オリジナルのToneノブは,590Hzから上を約6.6dBシェルビングできるものです。
しかしこれがベースだと大変使いにくく,いつも12時のままという人は多いのではないでしょうか。
この周波数をもっと上にずらし可変量も大きくすることで,ベースにとってより実用的なツマミにしてみたいと思います。
C1 27nF→4.7nF
R1 4.7k→2.2k
この定数変更によりToneノブが約3.4kHzのハイシェルフとなり,プレゼンスのようなイメージで使うことができます。
R1を変更することで可変量は約10dBになり,可変帯域の減少を補います。
まとめ
しばらく使ってみて変更があれば追記したいと思います。