オールドレンズ専用ミラーレス一考
前書き
中古のEOS 7Dを買ってから1ヶ月も経っていませんが,普段から持ち運べる小型のミラーレスが欲しくなってきました.
動体撮影を目的に買った7Dですが,普段の街撮りには図体が大きく,小心者には取り出し辛い,同じ場所で長々と構えて居られないといった個人的な問題があります(慣れもあると思いますが).
また安い安いと立て続けに3本も買ってしまったM42マウントのオールドレンズ達の写りが想像以上に良く,液晶画面上で拡大してのピント合わせが,ミラーレスならやり易いだろうと思うからです.
そこでオールドレンズを運用するためのミラーレス一眼について,調べたこと考えたことをまとめてみます.
条件
メイン機として中古カメラを運用する私ですので,サブ機の候補も当然中古です.
かと言って適当な物で妥協する気は無いので,個人的な要点を箇条書きにしてみました.
センサーはAPS-Cサイズ
専用レンズを買う予定は無いので,フルサイズ用レンズで画角がなるべく大きくなる物を選ぶとこうなります.
AF性能は捨てる
オールドレンズ縛りで運用すると決めれば,AF性能は必要ありません.ミラーレスの高級機はAF性能を上げるためにコストを費やしているように見受けられますので,低価格機を積極的に選ぶ根拠になり得ます.
代わりに,MFをサポートする機能として画面の拡大表示は必須になります.その操作性も重視すべきだと思います.
最低限の操作性
オールドレンズを運用するならば,絞りとフォーカスはレンズを操作しますので,低価格機の省略された操作系でも十分な場合があります.個人的にはシャッタースピードを操作するダイヤルがあり,1ボタンでISO感度が変更できれば十分です.
なるべく小型・軽量
なるべく低価格
中古で2万円以下で手に入りそうな物を今回は探してみました.
候補
ここまで書いておいてなんですが,候補はキヤノンのEOS MかM2です.
他にソニーのNEX-3・5シリーズやα5000,富士フイルムのX-E1・M1・A1・A2などが上記条件に当てはまると思います.
しかし,RAWで撮ってDPPで管理・現像している現在の作業フローを簡単に変えたくはないので,店頭で触ってみてよほど悪い点がなければ購入を考えます.
なんとも言えない終わり方になってしまいました……